私がSecond Lifeを始めてから約2年と言う時が経ちました。
そこで一つ節目として、一プレイヤーとして現状のSecond Lifeを述べてみたいと思います。
◆改めて私がSecond Lifeにはまっている理由
私にとっては未だに唯一無二、興味と探求の世界です。
何故そんなにも興味の対象となるのかというと、3Dのオンライン空間で好きな物が作れる、またアバター編集の自由度も他のゲームからすれば群を抜く、その相変わらずの自由さは大概の人の想像、空想を立体的に表せる事が出来るし、また物体に限らず、動き、演出と言った面でも表現出来る。
その自由さと、全世界展開している事で本当に様々な国の人々とも手軽に会う事が出来る。
世界中の人々の常識、想像、言語、そうしたものが本当に詰まっている世界で、一個人の想像力、理解力で覆いきれる世界ではないことが、私にとっては無尽蔵の興味となっています。
またその個人個人は自由さ故に個性の塊ともなり、そんな人々と出会えるのも面白い点です。
さらにそこから個ではなく全体の見方に切り替えれば、そんな世界の在り方は地球そのものの在り方とも言え、そうした世界の社会性というのは正に地球の社会性すら見通せるものかも知れません。
私はそうした流れを見るのも面白いと思っています。
唯一無二と言うのは他の仮想世界では自由度が圧倒的に削られてしまうと言う事です。
普通、仮想世界ではルールや世界感が定められている為に自由に好きなものを作ると言う事が出来ず、すると個はその分統一されます。また国や地域やサーバーごとに同一の世界でもパラレルワールドとして配置されてしまう為、世界中の人々が一つの世界の下にといった風にはなりません。
私の所感を出来るだけわかり易く例えてみると、Second Lifeは図書館。他の仮想世界は一冊の本かシリーズものの本です。
毎年増える、あるいは入れ替わる図書館の無尽蔵な書物はいくら読んでも尽きません。
好きな本でも、少し趣向を変えて気まぐれに普段読まない本を選ぶことも出来ます。
一冊の本やシリーズものは一度か、そうでなくても何度か読めば理解出来ますが、それだけで最低一月、大抵半年から一年楽しまなければならないと言うのは私には苦です。
◆人の増減
正確なデータは見てないので大雑把ですが、最近日本人からはよく人が減ったと聞きます。
そうぼやいてる人が少なからずいるのでそうなのかもしれないですが、私の周りは相変わらず。
やめた人もいれば新規さんもぼちぼちです。
そして全体的には微増ながらも増えているので日本人は微減少傾向か横ばいくらいではないかと思っています。
単に昔からの人がやめたと言うだけで人が減ったという人もいるし、日本人は何より話題に弱いので、話題になることのない仮想世界に見向きしないとなると新規さんが減って人口が減るという可能性はあります。
ちなみに私が始めた2年前は同時接続数が3万~6万くらいで、現在は5万~8万辺りの数値となっています。
また日本人がピークの時間帯はアメリカやヨーロッパは非ピークなので最も人の少ない時間帯となっています。
まあなんだかんだで結局のところ日本人だけでもぽんぽんフレンド登録なんてしてたら友達100人はすぐです。
これ誰?って友達も出来るでしょう。
一プレイヤーとして楽しむ分には十分人はいると思います。
掴まる人は末永く掴まる世界だとも思うので、個人的に人数の増減は気になりません。
◆PCスペック
2年前に高スペックじゃないとダメみたいな風潮が流行っちゃいましたが、そんな騒ぐこともなく普通のスペックでもグラボがあれば動くんじゃないかと思ってます。
2年と半年前に購入した私のPCは今でも十分現役です。
中にはPentium4と言う人もいるし、EeePCでやる人もいるし、要はグラボと回線くらいだと思います。
ただし、Second Lifeで追加されていく主に描画に関する新機能を追っていくとなると常にハイスペックは要求されると思います。
(Second Lifeの描画はカスタマイズでPCスペックにあわせたものにすることが出来るので、必ずハイスペックを要求されることはなく、そうでなくても十分に楽しめます。)
◆2年前から現在までの大きな主な変遷
・windlightの導入
プレイヤーが自由に空、そして水の描画を設定・変更出来るようになりSecond Lifeの景色が楽しくなりました。
・スカルプトプリムの導入
それまでは積み木のようなデフォルトプリムをリンデンが用意したツールでいじるしかなかったのですが、好きな形のプリムを作る事が出来るようになり、より複雑な世界を描画出来るようになりました。
・ギャンブルの規制
Second Lifeは創造の世界であり、運に左右されて利を得るだけの賭け事は何の創造性も見出せないとして規制されました。
エロとギャンブルの世界と揶揄していた記事や人は多くいましたが、この規制がSecond Lifeユーザーの増減に大して影響したと言うことはありませんでした。
・金融機関の規制
日本の一般的な新聞でも取り上げられたものですが、金融機関が全面禁止されたかのような報道はよくあるマスコミの誇大記事です。
現実世界でしっかり金融機関としての運営権を持っていなければ金融機関を運営してはならないという規制です。
・物理エンジンHavok4の導入
物理プリムがSecond Lifeのサーバーに掛ける負担を大幅に軽減しました。
・スクリプトエンジンMonoの導入
Second Lifeのスクリプトの挙動が大幅に安定し、強化されました。
Monoエンジン導入により今後LSL以外の言語も対応させる予定?
・影の導入予定
全てのプリム(アバター含む)に影が導入される予定。
現在テスト中。(テストビューワーでは設定すれば使用可能。)
・ポルノ規制予定
ポルノに関連する規制が出来るようですが、隔離と言うだけでコンテンツ排除ではないようです。
◆最近のSecond Life
景色が綺麗になり写真や面白いムービーなど多種多様な外部に繋がる作品が増えてきました。
写真は撮影した後加工するものも多いですが、それも見方の一つとして楽しいものです。
またSLでこの2年で大雑把に変わったことと言えば様々なものの質の向上です。
最近のSecond Lifeの様子の一つとして参考になるかなと思うものを以下でいくつか挙げておきます。
以下全て日本人ユーザーによるものです。
denchu Dench's photostream
http://www.flickr.com/photos/denchu/
アバタースキンショップDEN-DOUのクリエイターさんのflickr
*Natsumikan's photostream
http://www.flickr.com/photos/30307659@N05/
ヘアショップ*mikanのクリエイターさんのflickr
bark Aabye's photostream
http://www.flickr.com/photos/barkaabye/
RL写真家Bark Aabyeさんのflickr
Dynamic shadows on Second Life
http://www.flickr.com/photos/miyaoka/2576372331/
SLへ導入される影のテスト
chouchou
http://www.youtube.com/watch?v=b8B1MGW64fg
SL内アーティストchouchouのPV
delicious days
http://www.youtube.com/watch?v=fxys7wlucxg
カジュアルショップ黒椿の商品PV
◆Second Lifeの真髄
結局のところSecond Lifeにある一番のポテンシャルは人材だと思ってます。
ただお客が来ればいいとお金ばら撒いてもフリーでアイテムをばら撒いてもただ宣伝に力入れてもサクラに力入れても虚しいだけで、Second Lifeってそんな無気力なことよりやっぱり肝心なのは遊びであると思います。
誰でも良いから人、お客ではせっかくのこの自由な世界で人の個性を殺すことになります。
逆にこの世界の自由を謳歌しようとやってきて、そして面白い場所に集う人は本当に面白い。
サクラを写真に混ぜ込む人は居ないでしょう。
そうした人との繋がりがSecond Lifeでの生き方を変え、ポテンシャルを生み出し、時に未知の流れにもなり、Second Life外の物を取り込み、それまでの仮想世界で為し得なかったものを完成させたりします。
所詮ゲームの世界と侮るなかれ、相当に息が合えばRLでの繋がりにもなるでしょう。
だからと言ってSecond Lifeを単に出会い系と言うのはそれも横暴な話で、一つ大きな勘違いになりますが、肝心なのは人一人一人を大切にしてよく遊ぶことだと思います。
共に楽しく有意義な時間を過ごせた人を友達とするのは悪くないでしょう。
最後に、先週私が訪れたライブでの映像があるので紹介しておきます。
これもまた大変面白い催しでした。
White Taj & Black Taj Opening Concert by Jaynine Scarborough
http://www.youtube.com/watch?v=7bh3TkHqfog
アバター名 Jaynine Scarborough
本名 Juliane Gabriel
ドイツのベルリンより日本時間で22時から1時間30分にも渡るライブでした。
また機会があれば楽しみたいと思います。
Juliane Gabriel - myspace




